成佛した人

 水の温度が上昇して水蒸気になる上昇点を沸点といいます。

 沸点の「沸」という字の“さんずい”を“にんべん”に置きかえると「佛」という字になります。

 「沸」「佛」の旁(つくり)の「弗」という字は、ある物が変化して、異なった姿に転じるという意味があります。

 ですから「沸」は水が蒸気に転じてしまうという意味。

 「佛」は人が人を超越した境地に到達するという意味。ですから「成佛した人」というのは「悟りの境地に到達した人」という意味です。

 では、「悟りの境地に到達した人」「成佛した人」というのはどういうふうに心を転じた人のことをいうのでしょうか。

 それは、他の人との比較の上で自分を評価したり位置づけしたりせず、人をうらやまず、人を見下さず、自分のいのちを精一杯生きようとする人、自分の器を堂々と生き抜こうとする人のことをいうのです。

 死んでから成佛することを望む前に、生きているうちに心の沸点に至り、悟れる人、成佛せる人になるよう心がけたいものです。



お導師からのメッセージ



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