「慈悲」の心

 仏教は「慈悲」の心を持てと説きます。

 「慈悲」の「慈」は、他の人に楽しみ、喜びを与えようとする心です。

 「慈悲」の「悲」は、他の人の苦しみ、悲しみを取り除いてあげようとする心のことです。こういった慈悲の心は、他の人に関心のない人には懐きようがありません。

 いろんな人といろんな接点を持ち、交流があってこそ、慈悲の心は発動されます。が、同時に我々、凡夫は交流があると、人にたいする恨みの心、憎しみの心も発動されます。

 凡夫の心の愛憎は、あざなえる縄の如しです。人を恨み、憎んだことのない人は、人をいつくしみ、いたわる心も持てないのかも知れません。

 ただし、死ぬまでには、愛憎の憎のほうの縄だけは切り取って、捨て去って置くようにしたいものです。



お導師からのメッセージ



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